
車のドレスアップを熱心にされるかたがいらっしゃいます。
ローダウンなどの車高調やインチアップ、灯火類のHID・LED化、社外レンズへの変更、
エアロパーツの取り付け、マフラーの変更、などなど。
ルールを守ってくだされば何をしてあっても問題ありません。
ホイールハウスからタイヤをはみ出す改造は厳しくみられるところなので
注意が必要です。
*車体の外形その他自動車の形状は、鋭い突起を有し、または回転部分が突出するなど、ほかの交通の安全を妨げる恐れのあるものでないこと。
*フェンダ(はみ出しタイヤ)
自動車が直進姿勢をとった場合において、車軸中心を含む鉛直面により挟まれる走行装置の回転部分(タイヤ、ホイール・ステップ、ホイールキャップ等)が当該部分の直上の車体(フェンダ等)より車両の外側方向に突出していないもの。
この場合において、乗車定員9人以下の乗用自動車(被けん引自動車を除く)であって、車軸中心を含む鉛直面と車軸中心を通りそれぞれ前方30度及び後方50度に交わる2平面により挟まれる範囲の最外側部がタイヤである場合に限り、外側方向への突出量が10mm未満の場合には「外側方向に突出していないもの」とみなす。

タイヤは危ないのでボディからはみ出してはいけないが、
上記のルールを守れる範囲ならば出てもいいよ。
となっています。
じゃあ、フェンダがもっと外になっていればいいか、に対して
以下のような規定があります。
*装置又は部品の取付
①粘着テープ類(自動車用部品の取付を目的として設計・製作されたものを除く)、ロープ類又は針金類による取付
②挟み込み又は差し込みによる取付等、工具を用いずに容易に取り外すことのできる方法による取付。ただし指定自動車等において脱着を可能としているもの及び貨物の積み下ろしのために一時的な取外しを要するものを除く。
③扉、窓ガラスなどの開閉により脱落する又はその恐れがある取付。
④走行装置の回転部分付近の車体(フェンダー等)にベルト類、ホース類、粘着テープ類(自動車用部品の取付を目的として設計・製作され、当該目的のために貼り付けされたものを除く)、紙類、布類、段ボール類、スポンジ類または発泡スチロールが取り付けられているもの
以下省略
タイヤが基準より少しはみ出してしまったから
なんか貼っとけばいいかを禁止しています。
ちなみに汎用のフェンダーモールでスポンジっぽいものは
上記のスポンジ類になるため不適切な取付、アウトです。
危ないから等の理由があって作られたルールなので
趣旨・目的を理解して読むようにしましょう。